2006年05月30日

PEKO

今日はペコがうちにいない。
会社から帰ってきてみたらいつものカゴに入っていなかった。
おばーちゃんに聞いたら、
今日はごはんを全然食べなくてピーとも言わなくて元気がなくて、お母さんがペコを買ったお店に看てもらいにいったとのこと。
それだけでものすごく心配になったが、とりあえず夕飯の手伝いをしながらお母さんが帰ってくるのを待っていた。
そして間もなく帰宅した母の手にはバックがあるだけだった。

ペコは一度は売ったけれどエサを全然食べなくて出戻ってきた子で(その子をうちが買った)、ペット屋さんが面倒みてくれるから金曜日に新しい子がペット屋さんに入って来るからその子をもらおう。
うちで面倒みきれなくて死なせてしまったらかわいそうだ。
とのこと。


なにをふざけたことを言っているんだと思った。
相手は生き物であり音の出ないラジカセなんかじゃない。
不良品だったら簡単に交換してもいいのか。
私が自分ひとりではごはんが食べられない子で生まれてきたら、お母さんは私をどこかに預けて新しい健康な子供を作って育てるのか。
なんでそんなに、手放してしまうことを簡単に決めてしまえるのか。


母に反撃しようにもペコがかわいそうでかわいそうで、涙が止まらなくて
ただ言う事聞かない子供みたいにギャーギャー泣くばかりでらちがあかない。


お母さんの気持ちも分からなくはない。
側で弱っていく命を見ていたらどうしようどうしようって焦ってしまうと思う。それでも私が許せなかったのは、例え同じような顔してたとしてもあの子はこの世でたったひとりあの子であって、一度は家族と決めたものを代えで済ませようとする気持ちだった。

ペット屋でエサをもらって、結局誰にももらわれずに一生店の片隅で生きて行くことが本当に幸せなのか。家族に囲まれて愛情をもらい、最期まで一緒にいてもらえる事の方がどんなに幸せだろう。


とりあえずお父さんが帰って来る前までに、決着が着いたのでよかった。
仕事から疲れて帰ってきたのに、家ん中でケンカされてたらたまったもんじゃないし。。

「病気かもしれない」「病気になるかもしれない」「人にケガをさせてしまうかもしれない」そんなリスクを負えないくせに生き物を飼おうなんて、覚悟が無さ過ぎる。
「死なせたらかわいそうだから」なんて、結局は自分のことしか考えてないじゃんね。「どれだけ幸せな最期にしてあげるか」の方が大事なのに。たとえ短い一生でもね。

ペコは連れ戻します。木曜日にちゃんと帰ってきます。
ペコは最期まで、うちが面倒をみます。
生き物を飼うとはそういうことです。



この世から少しでも不幸な命が無くなりますように。
posted by まりあ at 20:38| Comment(0) | かなぴー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする